「自分には無理だ」
「面倒だ」
「続くかな」
私は、何かを始める前、いつもこうして**”やらない理由”**を頭の中に並べてしまいます。
やりたい気持ちはある。
でも、考えるだけで疲れてしまって、結局何もしない。
副業しようと思って真っ先に浮かんだのは深夜のバイトでした。
求人情報を見る。内容を見る。
「大変そうだな……できるかな……」
そもそも、本業の管理職は朝が早い。
働ける時間は、早朝か深夜しかない。
体はもつのか?本業に支障はでないか?
考えて、悩んで、不安になって──その時点でもう疲れてしまう。
結局、何も始めない。
そんな日々を、ずっと繰り返していました。
キラキラ副業が眩しすぎて、何も見えなかった
「でも、何か始めなきゃ。やらなきゃ変わらない」
そう思って、ネットで「副業」と検索しました。
すると出てくるのは、まぶしすぎる成功体験ばかり。
「1日30分で月〇十万円」
「これだけ覚えればすぐ稼げます」
……嘘だ。嘘に決まっている。
昭和のアナログ人間の私には、その世界はあまりにキラキラしすぎていて、
逆に何も想像できなかったんです。
いつものように「これは自分には無理だな……」
そう思った瞬間、そっとページを閉じていました。
小さな一歩「クラウドワークス」とアンケート回答
眩い成功体験談は一旦置いておこう。
今の自分にできることから始めよう。
そう決めて、ネット情報を丹念に調べ、たどり着いたのがクラウドワークスでした。
在宅ワークといっても、ライティング、データ入力、動画編集……
並んでいる案件は、どれも今の私には”未知の世界”
正直、その日は見る元気も、調べる気力もなく終了。
後日、改めてじっくり眺めてみました。でも、結果は同じ。
普段使っている通信機器は、スマホだけ。
通話、LINE、ネット検索、メルカリやAmazonでの買い物、ネット証券、電子マネー。
SNSはほぼ触らず、YouTubeを見るくらい。
そんな私にできることは、ひとつしかありませんでした。
「アンケート回答」。それだけです。
震える指で掴んだ、人生初の「9円」
最初は、やり方もよく分かりませんでした。
相手に失礼がないよう、何度も文章を見直しながら、懇切丁寧にメッセージを送る。
スマホで文字をうつ指が少し震えます。
そして、初めて契約が成立。
アンケートに回答。作業時間は2分ほど。
数日後、表示された金額は──**「10円」**。
そこから手数料引かれて、手元に残ったのは**「9円」**でした。
たった9円。
でもそれは、20年以上会社から貰ってきた給料とは、まったく違う重みがありました。
会社以外で、自分の力だけで稼いだはじめてのお金。
正直言えば、割に合わない。
アンケートに回答するだけだから、仕方ない。
キラキラなんて、どこにもない。
それでも私は、不思議と嫌な気はしません。
「やらないより、マシだよな」
そう自分に言い聞かせ、ポイ活の延長のような感覚で、10件以上のアンケートに答えていきました。

9円の先に見えた「パソコン」という選択肢
ある日、案件一覧をもう一度じっくり眺めてみました。
すると、それまで見えていなかったというか、見ようとしなかった世界が目に入ってきたんです。
「パソコンがあれば、できる仕事がこんなにあるのか……」
仕事で触ったことはあります。
でも、できることはすでにある雛型に文字を人差し指で打つ程度。
知識なんて、何もない。
それでも──仕事はある。需要はある。
副業したい。
会社だけの価値観で終わる人生から、どうしても抜け出したかった。
「……パソコン、買おう」
人差し指しか使えない私がどこまでやれるか分からない。
それでも自分の人生の**「相棒」**を探し始めました。
追記:私が最初の一歩を踏み出した場所
この記事でご紹介したクラウドワークスは、私のような超初心者でも、スマホ1台から
「自分で稼ぐ体験」ができた場所です。
そして、迷いに迷って選んだ**最初の相棒(パソコン)**の話は、次の記事で書いています。
→【40代後半・PC初心者】使えるお小遣い1万5千円の中間管理職が、人生逆転をかけて 「Lenovo IdeaPad」を買った理由
最後に
これは成功談でも、ノウハウ記事でもありません。
ただの、48歳管理職の不器用な一歩です。
完璧じゃなくていい。まずは一歩。
今でも私は、
人差し指タイピングのままです。
失敗ばかりで、分からないことだらけ。
それでも言えるのは、
9円でも、確実に人生は動いたということ。
「このままでいいのかな」 「何か変えたいな」
そう思っている方にこの9円の話が、何かのきっかけになれば嬉しいです。


コメント